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毛蟹の知られざる可哀想な過去?


北海道で、「蟹」と聞くと、真っ先に毛蟹を思い浮かべる方は多いかと思います。

実際に、北海道民も毛蟹は一番好き♪という人もとても多く、大変なじみの深い蟹なのです。

今日は、そんな人気の毛蟹の知られざる過去をご紹介したいと思います。

昔は見向きもされていなかった毛蟹

その昔、毛蟹は肥料として使われていました。小さくて食べにくいし、食べる対象ではなかったんです。

あんなに美味しい毛蟹を肥料にしてただなんで、現在では考えられない贅沢ですね。

いつから食べられるようになったのか

1934年くらいからやっと食用になりました。しかし、最初は缶詰からのスタートでした。

なかなか市民権を得られなかった毛蟹ではありましたが、その美味しさ、繊細な味に、みなさん虜になったのでしょう。

今となっては、蟹の中でも高級食材として知られる存在となりました。


いかがでしたか?

毛蟹は、他の蟹に比べて食べられる身の量は少ないのですが、身の旨みや、蟹味噌の美味しさは絶品です。

また、3月と8月以外は獲れるため、比較的一年を通して楽しめる食材です。

今の季節は毛ガニのシーズン真っ只中です。ぜひ堪能してみてくださいね♪

毛蟹