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雑学

カニの妖怪、蟹坊主(かにぼうず)


みなさま、こんにちは。

カニといえば食材として人気があるだけでなく、独特な形からユーモラスなキャラクターになったりすることもあります。

そんなカニですが、古くから伝わるカニの妖怪をご存知でしょうか?

カニの妖怪、蟹坊主(かにぼうず)

あらすじ

甲斐の国(現在の山梨県)の長源寺は、住職が就いても次々に消えてしまうため無人となっていた。

あるとき旅の僧が泊まったところ、巨大な怪僧が現れ「両足八足、横行自在にして眼、天を差す時如何」と禅問答を問いてきた。

僧が「お前はカニだろう」と言って独鈷(どっこ)を怪僧に投げつけると、巨大なカニの正体を現し逃げ去った。

※このような問答を仕掛けるカニの化け物の話は日本各地に残されているそうです。

あのアニメのエンディングに出ていた蟹です!

実はこの蟹坊主、あの有名な妖怪アニメのエンディングに出ていました。

イラストなのですが、音楽と合わせて不気味で怖かったのをよく覚えています。

ちなみに、鳥取県の水木しげるロードには、蟹坊主のブロンズ像があるそうですよ。