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あの歴史上の人物とカニの意外な関係


皆さま、こんにちは。

フランシスコ・ザビエルって、聞いたことがありますよね。

そう、日本にキリスト教を最初に伝えた宣教師として有名な人です。

そんな歴史の教科書でおなじみのザビエルですが、実は、カニに関する逸話があることをご存知でしょうか?

落とした十字架をカニが拾い届けてくれた

ザビエルはキリスト教を布教するため船で旅をしていたが、暴風雨に遭い船は転覆寸前になってしまう。

そこでザビエルが、嵐が治まる事を祈りながら大切な十字架を海に投じると、次第に嵐が治まり無事目的地にたどり着くことができた。

その後、その十字架をカニがザビエルのもとへ拾い届けてくれた。

舟底に空いた穴をカニが塞いでくれた

やはりザビエルが旅の途中、乗っていた小舟が岩礁に乗り上げてしまい船底に穴が開いてしまった。

その時、一匹のカニが自分の甲羅で船底の穴を塞ぎ、浸水を防いだ。

おかげでザビエルは助かったが、カニは絶命してしまった。

以降、この近海で漁師の網にかかるカニの甲羅には十字の模様が刻まれるようになった。


このような逸話にちなみ、フランシスコ・ザビエルの日傘や鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂の鐘には十字架を持ったカニが描かれているそうです。

もしも、このカニがいなかったら日本にキリスト教が伝わるのはもっと遅かったのかもしれませんね。