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この名前知ってた?美味しさも色々な蟹の部位


今や、インターネットで色々な種類のカニを買える時代です。

手軽に買えるようになりましたが、カニって、部位ごとに細かく名前が付いている事は知ってましたか?

では本日は、写真を用いて、部位名と、味について詳しくお伝えいたします。

蟹の部位の名称と味の違い

カニの部位の名前

1:親爪

どの蟹も右側のハサミが左よりも大きく、右側の爪を親爪と言います。よく動かす部位なので、身の締まりも良く、ぷりぷりっとしていて、旨味も抜群です。

2:爪下

爪(ハサミ部分)の下の方の甲羅に繋がっている部位。さっぱりしていて、淡白な味わいです。

3:甲羅

タラバガニの場合、甲羅の中央下の突起の数でアブラガニと区別できます。
参照:タラバガニとよく似ているけど、別の種類の「アブラガニ」

毛蟹やズワイガニは、甲羅にお酒を注いで甲羅酒として楽しむことも出来ます。

4:棒

ハサミ以外の足の甲羅に繋がっている部分。もっともよく食べられている部位で、殻をむいた状態で、ポーションとして売られることも多い部位です。

ぷりぷりで、旨味たっぷりで、食べやすく、人気の高い部位です。

5:ラッキョ

足のナンバンと棒の間の関節部分。ポーションの持ち手部分になります。

6:ボンボリ

足の爪先とラッキョの間の部分です。身は少ないですが、上品で繊細な味わいです。

7:ナンバン

足の爪先とラッキョの間の部分です。身は少ないですが、上品で繊細な味わいです。

8:爪先

足の先端部分になります。

ふんどし(前掛け)

カニのふんどし

ふんどしと呼ばれるものです。ふんどしの形でオスかメスが区別できます。

ふんどしが三角がオスで、丸みがあるものがメスなので、写真はメスです。

ガニ

カニのガニ
甲羅を外した状態で、青丸の灰色のひだひだが「ガニ」と呼ばれる部分です。

魚で言うエラの部分に当たります。ほとんど食べられる蟹の中で、食べられない部位です。

タラバガニの5対目の足

カニの足

タラバ蟹の脚は4対とよく言われますが、生物学上では5対です。

食べられるところは、爪(ハサミ)と足3本ですが、5本目の足は甲羅の中にあります。普段は、えらの掃除などに使う足です。

足の部位の名称と味の違い

タラバ蟹足

1:親爪

右側の爪を親爪と言います。よく動かす部位なので、身の締まりも良く、ぷりぷりっとしていて、旨味も抜群です。

2:肩肉

よく動く部分なので旨みたっぷりですが、食べにくい場所でもあります。大変よいダシが出る部位ですので、食べない場合は、ぜひだし汁等にご使用ください。

3:棒肉

ハサミ以外の足の甲羅に繋がっている部分。もっともよく食べられている部位で、殻をむいた状態でポーションとして売られることも多い部位です。ぷりぷりで、旨味たっぷりで、食べやすく、人気の高い部位です。

4:ナンバン

足の爪先とラッキョの間の部分です。身は少ないですが、上品で繊細な味わいです。


いかがでしたか?
聞きなれない名称もあったかと思われます。

カニは、食べられる部位が多い為か、部位毎に細かく名称が付いていますね。

それぞれ、味に特徴があり、美味しさも違いますので、色々な部位を食べ比べるのも良いですね!